冬は空気が乾燥して、ちょっと油断すると、のどがいがいがして、更には痛くなったり、鼻の調子が悪くなったりすることがよくあります。
ひとまず市販の薬を買って、様子をみることも多いんじゃないでしょうか?
もちろん、それのも良いのですが、かえって症状をこじらせてしまう危険性もあります。
そうならない為には、病院を受診しきちんと診断を受け、治療することが大切です。
風邪は何科に行けばよいの?
病院に行こうと思った時、悩んだことはありませんか?
なに科に行けばいいんだろう?と。
もちろん、かかりつけの病院があればそこでよいと思います。
まず内科や小児科にかかるというのも良いと思います。
今日お伝えしたいのは、それぞれの科には得意不得意があり、風邪の治療においても同じであるということです。
耳鼻科が得意なこと
例えば、以前のコラムにも書いた急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)や声がれなどののどの病気、副鼻腔炎などの鼻の病気は、内科や小児科ではなかなか診断や治療ができません。
耳鼻科に行かれたほうが良いと思います。
また、肺炎などの感染症は、耳鼻科よりも内科や小児科の得意分野であると思います。
体調の悪い時にとっさの判断というは、難しいと思います。
ぜひ、体調の良い時に知識として知っておいて頂ければと思います。
風邪を早く治すために
市販の薬も悪くないが、病院に診てもらってください、というお話をさせて頂きました。
薬を飲む以外にも風邪を早く治すために、大事なことがあります。
生活習慣の見直しです。
- ゆっくり寝る
睡眠をしっかり取るのは基本中の基本です。
風邪をひいてるのに睡眠不足では、免疫力が下がり症状も長引く恐れもあります - 体を温める
体温が上がると免疫力がアップするといわれて言います。
体を温め、ウイルスに勝つ体を作りましょう。 - うがい手洗い
風邪をひいてる時は、のどの機能が弱くなって普段よりウイルスの侵入を許しやすくなっています。 - 水分補給
こまめに水分補給を行いましょう。
発熱などあれば、どんどん水分が失われ免疫力も下がり、回復を遅らせることにもつながります。
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